あべけんとプレ子さん④
皆さんは「ジャングルの王者ターちゃん」という漫画をご存知ですか?
ネタバレになるのでかなり省略しますが主人公のターちゃんは仲間の葬式の際、埋葬された棺の上にどこからかその怪力で根っこごと引っこ抜いてきた大きな木を植えます。
その仲間がその木と一体となって生き続けるようにと。
今回はそんな話をします。
あべけんです。
2023/3/26の朝
プレ子さんが亡くなりました。
いつものように朝ごはんのキャベツを水槽に入れたらその波で床に張り付いていたプレ子さんがそのままの姿勢で浮き上がったのです。
とにかく異常事態だと思い瞬時に考えを巡らせ行動をとりました。
プレ子さんはもともと海外生まれの野生個体なので年齢は分かりませんがたまたま仕事で郡山に来ていたモデルの緋真煉さん(通称ネル様、生物全般めっちゃ詳しい)に急遽ホテルから来てもらい検死してもらったところ呼吸困難や何かを詰まらせたなどの事故性は無く寿命と思われるとのことでした。
約半年間の同棲生活でしたが沢山支えてもらいました。
多分プレ子さんがいなかったらあべけんは今とは違う人間になっていたでしょう。
プレ子さんがいなくなり水槽のポンプの音が止まった部屋はとても静かでまざまざと現実を突きつけられてるようで気が狂いそうでしたがネル様の励ましもあり正気を保てました。
その節はありがとうございました。
あべけんさんちではプレ子さんを弔うことができないのでバウの眠っている実家で一緒に休んで貰おうと思い連れて帰りました。
事情を話すと母は庭にプレ子さんを埋葬するにあたり花を選んでくれました。
まさに冒頭に話したターちゃん状態。
選んでくれた花はクリスマスローズ。
冬から早春にかけて咲く花だそうです。
つまり毎年プレ子さんの命日が近付くと咲く花ってわけです。
母すげえ。
プレ子さん埋葬時に鉢から出して植えようとしたんですが…
根がエグい!
鉢から出すのえらい苦労しましたわ…
そしてプレ子さんがこの根の下敷きになるのかと思ったらなんか苦しそうなので根の隣に埋葬しました。
来年の3月頃には花が咲くんですかね…
プレ子さん今までありがとう!